相互情報量最大化に基づく信号情報源の移動軌跡の推定

池田 徹志  石黒 浩  浅田 稔  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J90-D   No.2   pp.535-543
発行日: 2007/02/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: マルチメディア処理
キーワード: 
音源位置推定,  信号統合,  センサフュージョン,  相互情報量,  知覚情報基盤,  

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あらまし: 
従来の異種センサの信号統合手法は,各センサで個別に特徴抽出処理を行った後に統合を行うアプローチが主流である.このアプローチの問題点として,特徴抽出による抽象化によって失われた情報が統合時には利用できないことが挙げられる.本論文では,統計的手法に基づき信号間の統合を早期に行う新しい統合手法を提案する.統計的手法を用いた信号統合では,観測対象の移動等による動的な環境への適応が問題となる.これに対し信号間の相互情報量を最大化する規範に基づき,対象の追跡を行いながら信号を統合する手法を提案する.音と画像の信号統合を例として,カメラとマイクロホン各1台を用いた移動音源の位置推定の実験を行い,提案手法の有効性を確認した.