実時間自由視点映像生成のフレームレート安定化―形状復元の多重解像度処理―

鍋嶋 累  上田 恵  有田 大作  谷口 倫一郎  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J90-D   No.12   pp.3221-3232
発行日: 2007/12/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: 画像・映像処理
キーワード: 
自由視点映像,  実時間処理,  並列処理,  フレームレート安定化,  多重解像度,  

本文: PDF(1.3MB)>>
論文を購入




あらまし: 
本研究では,複数台のカメラによって撮影される映像から三次元モデルを復元することで,自由な視点からの映像を実時間で生成することを目指している.この自由視点映像生成システムの処理は,視体積交差法を用いた形状復元(ボクセル表現),ボクセル表現から三角パッチ表現への変換,三角パッチの色付けの大きく3段階に分かれる.しかしこのシステムには,対象物体の表面積が増加すると処理時間が増加してしまうという問題点があった.そこで,本論文では形状復元時に空間解像度を対象に合わせて変化させ,多重解像度処理を行うことで,フレームレートを安定化させる手法を提案する.更に本論文では,この処理をPCクラスタ上に実装し,フレームレートが安定することを確かめた.