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動的リコンフィギャラブルプロセッサ用コンテクスト依存型クロック制御機構
堤 聡 天野 英晴 長谷川 揚平 石川 健一郎 阿部 昌平 黒瀧 俊輔 中村 拓郎 西村 隆
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J90-D
No.10
pp.2704-2712 発行日: 2007/10/01 Online ISSN: 1881-0225
DOI: Print ISSN: 1880-4535 論文種別: 論文 専門分野: アルゴリズム理論 キーワード: 動的リコンフィギャラブルプロセッサ, コンテクスト制御, クロック制御,
本文: PDF(480.2KB)>>
あらまし:
動的リコンフィギャラブルプロセッサは,一つのタスクを複数のコンテクストを切り換えながら実行することで高い面積効率を実現する.しかし,全体の実行周波数が最大遅延をもつコンテクストによって制限されるため,コンテクストの遅延時間に差がある場合に損失が大きくなる.そこで,コンテクストごとに実行クロックを可変にする方法を提案し,NECエレクトロニクス社のDRP-1への実装手法を示す.クロックジェネレータは,コンテクストスイッチを制御する状態遷移表と連携したプリセッタブルカウンタで構成される.いくつかのアプリケーションによって評価した結果,提案する可変クロック機構は,全体の動作周波数が低く,それぞれのコンテクストの遅延時間にばらつきが多い場合に効果的であり,わずかな消費エネルギーの増加で4~99%の性能向上を実現した.
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