KTa1 - xNbxO3結晶における空間電荷制御電気伝導とKerr効果による光偏向現象

中村 孝一郎
宮津 純
佐々木 雄三
今井 欽之
笹浦 正弘
藤浦 和夫

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J90-C    No.12    pp.967-976
公開日: 2007/12/01
Online ISSN: 1881-0217
DOI: 
Print ISSN: 1345-2827
論文種別: 論文
専門分野: レーザ・量子エレクトロニクス
キーワード: 
光偏向,  電気光学効果,  Kerr効果,  KTN結晶,  空間電荷効果,  

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あらまし: 
電気光学結晶KTN (KTa1 - xNbxO3)において,広角かつ低電圧の光偏向現象を見出した.相互作用長5.0 mm,厚さ0.5 mmの方形のKTN結晶に± 250 Vの電圧を印加することによって,± 125 mradという大きな偏向角が得られた.このような特異な偏向現象の物理機構を検討した結果,KTN結晶に電極から電子が注入され,それに伴う空間電荷効果によって電極間の電界が不均一となり,電気光学効果によって生じる屈折率の変化に傾斜が発生していることを明らかにした.