通信用パワーアンプの広帯域非線形モデリングとその応用

今井 寛和
荒木 純道

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J90-C    No.12    pp.882-893
公開日: 2007/12/01
Online ISSN: 1881-0217
DOI: 
Print ISSN: 1345-2827
論文種別: 特集論文 (マイクロ波論文(大学発)特集)
専門分野: 能動回路
キーワード: 
電力増幅器(PA),  非線形ひずみ補償,  非線形モデル化,  メモリ効果,  ディジタルプリディストーション(DPD),  

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あらまし: 
通信においてパワーアンプ(PA)は必須の構成要素であるが,その入出力特性は一般に非線形性を有している.この非線形性により発生するひずみの補償技術としてディジタルプリディストーション(DPD)がある.DPDでは,PAの非線形特性を正確にモデル化することが必要である.しかしながら,信号の広帯域化・高周波化に伴ってPAの特性にメモリ効果が現れるが,それらを含んだモデルは十分に確立されていない.そこで本論文では,まず,PAの入出力特性を測定し,その測定データをもとにメモリ効果を含んだ非線形特性をモデル化する.次に,そのモデルに基づくDPDの計算機シミュレーションを行い,その隣接チャネル漏えい電力比特性(ACPR)を明らかにする.