受信アレーアンテナのためのインピーダンス行列の再定義に基づく素子間相互結合の影響を補償する自己校正法

佐藤 正知  河野 隆二  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J90-B   No.3   pp.256-265
発行日: 2007/03/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ・伝搬
キーワード: 
アレーアンテナ,  素子間相互結合,  アレー校正,  MUSIC法,  モーメント法,  

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あらまし: 
本論文では,受信アレーアンテナにおける素子間相互結合の影響をアレー単体で自己校正する方法について述べる.自己校正を行う場合,アレーアンテナを端子対回路とモデル化しインピーダンス行列を定義・推定して校正行列を求める手法が知られている.本論文では,結合状態の端子電流を素子が単独で存在・動作しているときの電流と相互結合に起因して生じる電流の和であるととらえ,アレーアンテナのインピーダンス行列を再定義し,それに基づいた校正行列を提案する.モーメント法を利用した計算機シミュレーションにより,ダイポールアンテナをアンテナ素子として構成したアレーアンテナにおいて提案方式の有効性を定量的に評価する.