据置用大容量リチウムイオン電池を適用した通信用直流電源システム

松島 敏雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J90-B   No.2   pp.190-198
発行日: 2007/02/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 電子通信エネルギー
キーワード: 
通信用直流電源,  リチウムイオン二次電池,  浮動充電,  バックアップ時間,  小型軽量化,  

本文: PDF(786.3KB)>>
論文を購入




あらまし: 
通信用等のバックアップ電源に搭載可能な容量を備えた,据置用リチウムイオン二次電池を適用した通信用直流電源システムを開発した.使用したリチウムイオン二次電池の定格容量は40 Ahで,通信用電源システム等で採用されている浮動充電方式による充電に適応可能な特性を有している.今回開発した通信用直流電源システムは,公称出力電圧が -48 V,最大出力電流が30 Aで屋外設置タイプの小型電源である.組電池ごとに専用の制御部を有する2組のリチウムイオン二次電池が並列に使用され,浮動充電方式で維持されている.この電池の適用により,従来の制御弁式鉛蓄電池を使用した場合に比べて蓄電池重量が76%,装置総重量が22%低減された.本論文では,この電源に搭載した大容量リチウムイオン電池の特性,通信用直流電源システムの概要・基本特性について述べる.