線トポロジー型無線マルチホップネットワークにおける高効率中継伝送方式

比嘉 征規  古川 浩  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J90-B   No.12   pp.1225-1238
発行日: 2007/12/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 移動体交換方式
キーワード: 
無線マルチホップネットワーク,  線トポロジー,  中継,  スケジューリング,  MAC,  

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あらまし: 
無線マルチホップネットワークにおける高い中継伝送効率を達成可能なパケット中継伝送方式(周期的間欠送信法)に着目し,当該方式の特性を向上させるための機能拡張について検討している.周期的間欠送信法は送信源ノードにおいてパケットを周期的に送信することを特徴とし,与える送信周期により周波数リユース間隔を調整し,適切な送信周期を設定することでパケットの衝突が発生しない中継伝送を達成できる.本論文は周期的間欠送信法の中継伝送効率の更なる向上と環境適応性の向上を達成するべく,三つの機能拡張について検討している.送信周期の自動設定機能,高い中継伝送効率を維持したままマルチトラヒックへも適用可能なスケジューリング機能,及びMACプロトコルの改良である.線トポロジー型無線マルチホップネットワークへこれら機能拡張を施した周期的間欠送信法を適用し,特性を評価した結果,高いパケット到達率と高いスループットの達成を同時に実現できることが示された.