二次元・三次元図形の統一的データ表現と形状変形履歴の操作

清水 誠司  向井 伸治  古川 進  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J90-A    No.10    pp.750-757
発行日: 2007/10/01
Online ISSN: 1881-0195
DOI: 
Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: コンピュータグラフィックス(CG)基礎
キーワード: 
形状表現,  データ構造,  操作履歴,  コンピュータグラフィックス,  CAD/CAM,  

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あらまし: 
筆者らは,機械系CAD/CAM分野において中心的役割を果たす形状モデルの形状記述法として広く用いられている境界表現法に対する新しいデータ構造を提案し,その有用性の検証を行ってきた.その結果,現在世界中で広く利用されているハーフエッジ構造に比較してデータ量が約1/3で,処理速度2倍以上を実現できることが明らかになった.その後,更に検討を進めた結果,同じデータ構造が多くの二次元図形の記述にも有用であり,また,形状の変形履歴も極めて少ない記憶量で保持できることが分かった.本論文においては,最初に二次元・三次元図形を統一的に表現する新しいデータ構造とその取扱い手法について考察し,次に,形状の変形履歴を保持するためのデータ保持機構とその操作及びデータ量の概算について述べる.最後に,いくつかの実例を示し,理論的考察との比較・検証を行う.