組込み制御ネットワーク用UART-CSMA/CD方式とそのバースト通信負荷特性

蜷川 忠三  宮崎 保光  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J89-D   No.9   pp.1943-1953
発行日: 2006/09/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: システムプログラム
キーワード: 
組込みシステム,  マイクロコントローラ,  CSMA/CD,  UART,  バースト通信負荷,  

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あらまし: 
本研究では組込みマイコン内蔵のUART(Universal Asynchronous Receiver Transceiver)による衝突検知を特徴とする組込み制御ネットワーク用CSMA/CDメディアアクセス方式を提案する.組込み制御ネットワークはイベントドリブンで制御コマンドを送信し合うので通信負荷特性は本質的にバースト的であり,それに対する性能評価が重要である.本研究では非定常ポアソン分布によりパルス状にパケット発生率が変化するバースト通信負荷モデルを考案し,提案したUART-CSMA/CDメディアアクセス方式の過渡性能をシミュレーションにより評価した.その結果,100%通信負荷が0.3秒間続くという代表的バースト通信負荷において,パケットロスがゼロでかつ平均遅延時間が0.1秒という組込み制御ネットワークとしては満足できる性能が得られた.