形状投影モデルを用いた多視点観測に基づく歩行者分布の推定

内海 章  山添 大丈  鉄谷 信二  保坂 憲一  猪木 誠二  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J89-D    No.1    pp.84-94
発行日: 2006/01/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: 画像認識,コンピュータビジョン
キーワード: 
歩行画像,  形状投影モデル,  モデル選択基準,  MDL,  多視点システム,  

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あらまし: 
多数のカメラで観測された多人数歩行画像から,モデル選択基準を利用して,シーン内の歩行者の人数・位置分布を推定する手法を提案する.多人数シーンの歩行者分布を推定する際には,歩行者間のオクルージョンによって生じる観測情報の欠落が問題となる.特に歩行者同士が近接する場合にはオクルージョンの発生が避けられず,歩行者数及び個々の歩行者位置の推定が困難となる.提案手法では多視点で得られる観測画像に対してモデル選択基準を用いたモデル当てはめを行うことにより,歩行者分布の推定を直接行う方法をとる.モデル選択基準として記述長最小基準(MDL)を採用し,歩行者位置と入力シルエット画像の関係をモデル化した形状投影モデルに基づき,観測画像群に対するゆう度が極大となる歩行者分布を推定する.本論文では,我々の提案する多視点観測に基づく歩行者分布推定手法について述べ,更に計算機シミュレーション及び実画像を使った実験により提案手法の有効性を示す.