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MIMO-OFDM固有ビーム空間分割多重方式におけるチャネル情報フィードバック量の削減手法
大渡 裕介 小川 恭孝 西村 寿彦 大鐘 武雄
誌名
電子情報通信学会論文誌 B
Vol.J89-B
No.9
pp.1765-1775 発行日: 2006/09/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI:
Print ISSN: 1344-4697 論文種別: 特集論文 (無線応用システムの進展と多様化を支えるアンテナ・伝搬の設計・解析・測定技術論文特集) 専門分野: MIMO・無線システム キーワード: MIMOシステム, 固有ビーム空間分割多重, OFDM, フィードバック情報量,
本文: FreePDF(2.1MB)
あらまし:
送受信側に複数のアンテナを設置し,各送信アンテナごとに独立したOFDM信号を送信するMIMO-OFDM空間分割多重では,マルチパス環境においても符号間干渉なしに伝送速度の向上が期待できる.更に,送信側でチャネル情報(CSI)が既知の場合,MIMOチャネルにおける最大スループットを得る固有ビーム空間分割多重(E-SDM)方式を用いることができる.しかしながら,OFDMでは各サブキャリヤごとにCSIをフィードバックする必要があり,通信容量を圧迫してしまう.本論文では,筆者らが以前より提案している時間領域で最小二乗法を適用し,推定したCSIをフィードバックすることで情報量を削減でき,更に良好な特性が得られることを示している.
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