OFDM無線LANに適したスマートアンテナ方式を実現するDBF-LSIの開発

佐藤 一美  伊藤 晋朗  笠見 英男  庄木 裕樹  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J89-B    No.9    pp.1725-1733
発行日: 2006/09/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (無線応用システムの進展と多様化を支えるアンテナ・伝搬の設計・解析・測定技術論文特集)
専門分野: アレーアンテナ・到来方向推定
キーワード: 
IEEE802.11a/g,  OFDM,  DBF,  最大比合成,  

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あらまし: 
OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)伝送をベースとした無線LAN(IEEE802.11a/g)は,オフィスや家庭の高速無線ネットワークを実現するシステムとして注目されている.しかし屋内伝搬環境では,マルチパスフェージングにより受信特性が大幅に劣化するデッドスポットが存在する.本論文では,デッドスポットの低減を目的として,無線LANに適したスマートアンテナ方式について検討する.無線LANのアクセス方式であるCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)に適合し,既存のOFDM送受信機能を変更することなくスマートアンテナ機能を追加するための重み計算方式を提案する.そして提案方式を実現するDBF(Digital Beam Forming)-LSIを開発し,無線伝搬実験によって,受信エリア内のデッドスポットの割合が改善できることを確認する.