再呼習性を考慮した移動カスタマーモデルの解析

町原 文明  齊藤 碧  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J89-B   No.6   pp.946-957
発行日: 2006/06/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 基礎理論
キーワード: 
移動カスタマー,  再呼断念型,  通常再呼型,  執念再呼型,  ハンドオフ失敗確率,  呼損率,  

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あらまし: 
セルラ方式のような小ゾーン方式をとった場合,ゾーン内のカスタマーの人数は十分多いとはいえず,移動に伴うカスタマーの数の変動がネットワーク性能に大きな影響を与える.呼損率あるいはハンドオフ失敗確率といった性能評価尺度がどの程度のものかを推定するのは重要なことに違いない.本論文では,ハンドオフ失敗あるいは呼損という憂き目に遭ったカスタマーの再呼習性を考慮したモデルを考える.例えば,ハンドオフに失敗してそのゾーン内での再呼を完全に諦める再呼断念型としばらく待ってから再呼する通常再呼型のカスタマーの存在を考慮する.また,呼損に出合えば出合うほど,その再呼率を上げていく執念型カスタマーの存在の影響も考える.