ブロードバンド移動体衛星通信システムに向けた衛星搭載用100ビーム級アンテナ給電装置構成法

鈴木 義規  今泉 豊  三次 仁  目黒 在  上羽 正純  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J89-B   No.5   pp.773-783
発行日: 2006/05/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 衛星通信
キーワード: 
フェイズドアレー,  マルチビーム,  ビーム形成,  電力配分,  衛星搭載機器,  

本文: PDF(1.8MB)>>
論文を購入




あらまし: 
ブロードバンド移動体衛星通信システム実現を目指し,アンテナの要求利得を満たし,かつ,トラヒック変動に対応するためビームごとの電力配分機能を有する,軽量のマルチビーム給電装置を構成するための二つの技術を提案する.第1は,フェイズドアレー給電反射鏡アンテナにおいて,共通の励振振幅分布を有するビーム群における励振振幅係数の決定法であり,利得の向上と同一ビーム群内における電力配分を実現する.第2は,複数のビーム群に属する照射エリアを設定し,信号を一度分配して異なる振幅・位相設定を行った後に,合成する方法であり,ビーム群間の電力配分が可能となる.これらにより,利得及び電力配分設定自由度が向上する.提案手法を想定システムにおける衛星搭載アンテナとして適用し,アンテナパターン計算及び仮想的な電力分配比を想定したHPAの実効的な電力効率の評価により,提案手法の有効性を確認した結果を示す.