衛星ディジタル放送への適用を考慮したパリティ時差送信方式の検討

 雷太  今井 一夫  正源 和義  野本 俊裕  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J89-B   No.2   pp.126-134
発行日: 2006/02/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (国際標準に向けたテレコム技術とその効用論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
降雨減衰補償,  衛星ディジタル放送,  蓄積受信,  タイムダイバーシチ方式,  パリティ時差送信方式,  

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あらまし: 
10 GHz帯以上の周波数を使う衛星放送では,大きな降雨減衰によって伝送データの欠落を生じる問題があり,ITU-Rの研究課題としてQuestion ITU-R 21/6「衛星放送サービス(映像と音声)における受信システムの特性」,Question ITU-R 22-1/6「衛星放送サービス(映像と音声)における衛星軌道と衛星搭載技術」が挙げられている.17 GHz帯以上の降雨減衰対策に関する技術は,衛星の送信電力を増力させる方法,階層化伝送する方法,非リアルタイム放送型(蓄積型)の伝送などが勧告ITU-R BO. 1659に記述されている.本論文では,激しい降雨は短時間に集中して発生するという降雨の性質を利用した非リアルタイム放送型のパリティ時差送信方式を提案し,ほかの蓄積型伝送方式との差異について比較する.