視覚によるサービスロボットのための簡略化発話の理解

ザリヤナ モハマド ハナフィア  山崎 千寿  中村 明生  久野 義徳  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J88-D2   No.3   pp.605-618
発行日: 2005/03/01
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: マルチメディア処理
キーワード: 
対話理解,  マルチモーダルインタフェース,  ロボット,  視線,  

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あらまし: 
生活環境内で動作するサービスロボットのヒューマンインタフェースとしては,音声対話によるものが有望である.しかし,自然で人間に負担のない音声対話システムを実現するためには,音声理解の技術だけでは十分ではない.人間同士の自然な対話では,双方の眼前にあるものについては,それに関することを言葉の上では簡略化することが多い.互いに視覚で情報を得ていることが確かな場合,それを簡略化して発話するのが普通である.また,それが許されないようでは,使いやすいインタフェースにはならない.簡略化が行われるのは,会話の当事者が行動によりかかわっており,明確にいわなくても分かると判断したからと考えられる.そこで,ものの近くにいる,ものを見ている,ものを指差している,ものを手で扱っているという行動を考え,その対象となるものを視覚情報処理で求め,それにより簡略化された発話を理解する方法を提案する.実際にロボットシステムを開発し,有効性を示す.