パルス結合されたResonate-and-Fireモデル

三浦 佳二  岡田 真人  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J88-D2   No.1   pp.113-120
発行日: 2005/01/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: バイオサイバネティックス,ニューロコンピューティング
キーワード: 
パルス結合ニューロン,  スパイク,  共鳴,  リターンマップ,  Resonate-and-fire,  

本文: PDF(756.9KB)>>
論文を購入




あらまし: 
二つのResonate-and-Fireモデルをパルス結合した系の逆位相同期状態を数値計算と理論を用いて議論する.まず数値計算によって,このモデルは逆位相同期状態をアトラクターとしてもつことを示す.次に発火時間のリターンマップを構成することで,逆位相同期状態の安定性を理論的に説明する.安定性が交代する条件は,非常に単純な式となる.我々は理論に基づいて相図を作成し,逆位相同期状態は2種類あることを発見した.そのうち一つは,Integrate-and-Fireモデルには現れない,Resonate-and-Fireモデルに固有のものである.最後に,数値計算を行い,安定性の理論の正しさを確かめる.