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エージェントコミュニティを利用したP2P型情報検索とその評価
峯 恒憲 古後 陽大 雨宮 真人
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J88-D1
No.9
pp.1418-1427 発行日: 2005/09/01 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0915-1915 論文種別: 特集論文 (ソフトウェアエージェントとその応用論文特集) 専門分野: ネットワーク/モバイル/ユビキタス キーワード: マルチエージェント, 情報検索, ピアツーピア, 履歴処理, 協調フィルタリング,
本文: PDF(686.1KB)>>
あらまし:
階層化コミュニティ構造をもつマルチエージェントシステムを利用する情報検索手法ACP2P法は,コミュニティ内の各エージェントがもつデータの内容に対して検索を行うほか,他のエージェントから受けた検索履歴をもとに情報のありかの特定や同じトピックに関心をもつエージェント同士のグルーピングを実現する.これにより,必要な検索結果を得るために行う通信の量を徐々に削減していくことができる.更に検索要求に多くこたえられるエージェントほど自分の求める情報源へのパスを増やすことができ,その結果,検索効率が向上するという「give and take」効果の実現が期待できる.しかしこれまでは簡単なシミュレーション実験によりACP2P法が仮定していた効果の一部を確認したにすぎず,十分にその効果を示したとはいえなかった.本論文では,特に,エージェント間通信量の削減効果と同じトピックに関心をもつエージェントから構成される仮想エージェントコミュニティの生成効果の点について行った評価実験の結果について議論し,これらの効果があることを示す.
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