負性抵抗デバイスの新時代―共鳴トンネル素子を中心とした超高周波応用の新展開―

前澤 宏一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J88-C   No.5   pp.295-302
公開日: 2005/05/01
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Print ISSN: 1345-2827
論文種別: 招待論文
専門分野: 
キーワード: 
負性抵抗,  共鳴トンネル,  カオス,  発振器,  論理ゲート,  

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あらまし: 
負性抵抗素子は発振回路の重要な構成要素であり,様々な非線形回路の基盤でもある.中でも共鳴トンネルダイオードはその高速性から今後の超高周波応用に最も有望な素子の一つである.本論文では共鳴トンネル素子を中心とした負性抵抗の応用について述べた.まず,最も基本的かつ有望な応用であるミリ波,サブミリ波帯の発振器や,これをベースにしたカオス生成器について述べた.更に,直列接続した負性抵抗素子の単安定-双安定転移を利用した論理素子(MOBILE)について,その動作原理,特徴について説明するとともに最も有望なアプリケーションであるAD変換器について述べた.