AGC及び半導体レーザの導入による光変調器を用いた電波受信システムの広ダイナミックレンジ化と低コスト化の検討

鳥羽 良和  鬼澤 正俊  鳥畑 成典  生岩 量久  山下 隆之  尾崎 泰己  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J88-C   No.2   pp.99-106
公開日: 2005/02/01
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Print ISSN: 1345-2827
論文種別: 論文
専門分野: レーザ・量子エレクトロニクス
キーワード: 
LN光変調器,  AGC,  DFB-LD,  OFDM,  地上ディジタルテレビ放送,  

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あらまし: 
筆者らは地上波ディジタルテレビ放送のSFN(Single Frequency Network)構築時における最大の課題である自局波の回り込み対策としてLN(LiNbO3)光変調器を用いた電波受信システムの開発を進めてきた.従来のシステムでは,光給電型ヘッドアンプの適用等により低受信入力時の信号劣化を抑えるため,システムNF(Noise figure)の低減を図ってきたが,その代償として,高受信入力時に三次相互変調ひずみ(IM3)により信号劣化を生じていた.このため,入力の広ダイナミック化について検討を行い,多チャネルで一括伝送されてきたOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)波に対応できるAGC(Automatic Gain Control)方式を初めて採用し,良好な結果を得た.同時に,従来からの課題であった高価でかつ消費電力も大きい固体レーザ光源に換えて,小型・低廉な半導体レーザ(DFB-LD)の使用可能性について検討を行い,C/N等を低下させることもなく小型化,低廉化を実現できた.