自己補対放射素子を用いたマイクロストリップ給電広帯域プリントダイポールアンテナ

飴谷 充隆  山本 学  野島 俊雄  伊藤 精彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J88-B   No.9   pp.1662-1673
発行日: 2005/09/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (ブロードバンドワイヤレスのためのアンテナ・伝搬技術論文特集)
専門分野: アンテナ・電磁界解析
キーワード: 
広帯域,  プリントダイポールアンテナ,  自己補対,  マイクロストリップ給電,  UWB,  

本文: PDF(2MB)>>
論文を購入




あらまし: 
UWB無線システムでは,数GHzにわたる帯域の周波数資源を用いて通信が行われるため,広帯域な特性を有するアンテナが要求される.本論文では,自己補対型の放射素子とテーパ形のマイクロストリップ線路で構成される平面型の広帯域アンテナを提案する.はじめに,菱形,扇形及びボウタイ形の自己補対放射素子からなるプリントダイポールアンテナのFDTD解析を行い,菱形の放射素子が小型化に有利であることを示す.次に,自己補対放射素子にテーパ形のマイクロストリップ線路を組み合わせたプリントダイポールアンテナの設計指針について考察する.その結果を踏まえて,FCC認可のUWB用周波数(3.1~10.6 GHz)をカバーするアンテナを設計・試作するとともに,その特性を実験的に評価することにより,提案アンテナの有効性を確認している.