映像の時空間的特徴量を考慮した映像品質客観評価法の提案

岡本 淳  林 孝典  高橋 玲  栗田 孝昭  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J88-B    No.4    pp.813-823
発行日: 2005/04/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: マルチメディアシステム
キーワード: 
映像品質,  客観評価,  Full-Reference,  時空間特徴量,  ANSIパラメータ,  

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あらまし: 
高速IP接続サービスの普及に伴い,映像通信サービスが注目されている.高品質な映像通信サービスを実現するためには,サービス提供前に適切な品質設計を行い,サービス提供時に品質を適切に管理・監視していくことが重要である.このためには,ユーザが享受する体感品質を適切に表現でき,映像品質を適切かつ迅速に評価する品質評価技術を確立することが必要となる.本論文では,PC視聴環境での利用を想定した広範囲なビットレート領域における符号化ひずみを対象とした映像品質客観評価法を提案する.提案法は,エッジ部分のぼけと新たなエッジの発生,そして時間方向の劣化に着目して重み付けを行う評価法である.標準映像36シーンの入力映像に符号化ひずみを加えて本客観品質評価法の推定精度を確認したところ主観品質評価のばらつきと同等の精度が得られ,映像品質客観評価法として十分実用的であることを示した.