可変リアクタ装荷ダイポールの電気的透明化とリコンフィギュラブルアンテナへの応用

飯草 恭一  大平 孝  小宮山 牧兒  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J88-B   No.4   pp.771-784
発行日: 2005/04/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 
電気的透明化,  リコンフィギュラブル(構造可変),  可変リアクタ,  エスパアンテナ,  アドミタンス,  

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あらまし: 
本論文では,無給電ダイポールに流れる電流の積分量が,適切な値のリアクタを装荷することにより,0となることを示す.太さが0.02波長の半波長ダイポールの中央にリアクタを装荷する場合に,電流積分量が0となるリアクタンス値は約 +450 Ω である.電流積分量が0という状態は他素子に影響されず,また,他素子への電気的影響も最小となるので,電気的に透明化されたと考えることができる.無給電ダイポールに可変リアクタを装荷し適宜電気的透明化することにより,リコンフィギュラブル(構造可変)なエスパアンテナを提案する.また,あるダイポール素子がないアレー配列のアドミタンスを,その素子がある場合のアドミタンスからその素子を電気的透明化することによって計算する方法を提案する.更に,この計算法を用いて,素子配置が対称なアレーのアドミタンスが有する規則性を明らかにする.