低演算量で実現できる高調波ひずみ補正法

隈田原 大典  梶川 嘉延  野村 康雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J88-A   No.7   pp.862-866
発行日: 2005/07/01
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: レター
専門分野: 
キーワード: 
スピーカシステム,  非線形ひずみ,  ボルテラフィルタ,  ひずみ補正,  携帯電話,  

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あらまし: 
本論文では,低演算量で実現できる非線形システムの高調波成分の線形化手法(高調波ひずみ補正法)を提案する.従来の線形化手法では,線形化システムに必要なボルテラフィルタの同定時と,線形化システムの実現時にばく大な演算量が必要となり,システムの実現は困難であった.一方,提案法はいずれの場合においても,対象である高調波成分のみの演算しか必要としないため,演算量を大幅に改善できる.そして,非線形システムとしてスピーカを用いた実験結果は提案法が従来法と同等の約5~15 dBの非線形ひずみ補正効果を得られることを示している.