可変ウィンドウ方式をもつ通信システムの信頼性解析

木村 充位  今泉 充啓  安井 一民  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J88-A   No.11   pp.1326-1333
発行日: 2005/11/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: 信頼性,保全性,安全性
キーワード: 
ふくそう,  可変ウィンドウ方式,  信頼性,  スループット,  

本文: PDF(368.8KB)>>
論文を購入




あらまし: 
近年,インターネットの高信頼性を実現するため,様々なプロトコルが提案されている.最近では,ふくそうが発生した場合,各ルータに停滞しているパケットは破棄され,パケット損が発生して通信効率が損なわれる問題などが提起されている.ここでは,ふくそうに対応した可変ウィンドウ方式を適用したデータ通信における信頼性の問題を考察する.すなわち,WWWサーバはウィンドウサイズに相当するパケット数を順次クライアントへ送信し,誤ったパケットは再送する.また,送信が k 回失敗したならば,ふくそうが発生しているものとみなし,ウィンドウサイズからその半分にあたるパケット数を再送すると仮定した信頼性モデルを設定する.そのとき,送信成功となるまでの平均時間を解析的に導出し,更に,スループットを最大にする最適方策を議論する.