Matrix-reduction法を用いた受信シンドロームを生成するLFSRのタップ多項式導出法

藤田 悠  杉村 立夫  柴田 孝基  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J88-A   No.10   pp.1122-1136
発行日: 2005/10/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: 符号理論
キーワード: 
母関数,  Matrix-reduction法,  単純型Linear Feedback Shift-Register,  Key Equation,  

本文: PDF(1.1MB)>>
論文を購入




あらまし: 
代数的誤り訂正において,受信シンドローム多項式,誤り位置多項式,及び誤り評価多項式間の多項式の合同関係であるKey Equationを解き,受信シンドロームを生成する最短長のLFSRのタップ多項式として誤り位置多項式を導出する方法としてBerlekamp-Massey法が知られている.しかし,Berlekamp-Massey法は計算過程の複雑さからほとんど用いられていない.そこで,本論文ではMatrix-reduction法を用いた受信シンドロームを生成するLFSRのタップ多項式導出法を与える.Matrix-reduction法により得られたすべてのタップ多項式が誤り位置多項式を因数多項式としてもち,その因数多項式が誤り位置多項式として一意に得られることを明らかにする.また,Matrix-reduction法が誤り位置多項式導出法として処理時間において特に有利であることを示す.