ローカル極座標を用いた直線抽出のウィンドウ設定による高速化

村上 研二  前川 裕治  泉田 正則  木下 浩二  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J87-D2   No.8   pp.1613-1621
発行日: 2004/08/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像・映像処理
キーワード: 
ハフ変換,  ローカル極座標,  直線抽出,  ウィンドウ,  1点多投票,  

本文: PDF(812.5KB)>>
論文を購入




あらまし: 
直線や円などの画像構成要素(プリミティブ)を抽出する手法としてハフ変換が知られている.筆者らは先に,このハフ変換の投票配列の次元数を少なくすることで高速にプリミティブを抽出できる「ローカル極座標を用いたプリミティブの抽出法」を提案した.しかしながらこの方法には,「プリミティブの抽出速度が,画像に含まれる雑音の位置と量に影響を受ける」という性質(この性質を「雑音依存性」と呼ぶ)があり,これが実際にこの方法を利用する際の問題となっていた.そこで本論文では,この雑音依存性に対する解決策を提案する.提案する方法は,ローカル極の原点付近にウィンドウを設定し,このウィンドウ内の演算(1点多投票)でローカル極設定の可否を判断するというもので,簡便な方法であるにもかかわらず高い効果を発揮することを種々の実験結果から明らかにしている.