グラフを用いた探索的データ分析のためのマルチモーダル対話処理

加藤 恒昭  松下 光範  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J87-D2   No.5   pp.1142-1152
発行日: 2004/05/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 自然言語処理
キーワード: 
マルチモーダル対話,  マルチメディアプレゼンテーション,  情報可視化,  談話理解,  

本文: PDF(476.2KB)>>
論文を購入




あらまし: 
自然言語による質問や要求を入力とし,それにグラフで応答し,その一連のやりとりが対話として成立するという枠組みを提案する.蓄積された莫大な観測データを分析し,その特徴や傾向を理解する場合に,言語と並ぶ重要なコミュニケーションのモードであるグラフを対話的に利用できるようにすることが目的である.このような場面において,どのようなグラフを用いて応答すべきかが,対話の文脈を通じて明らかになるという問題を指摘し,その影響を適切に扱うメカニズムを提案する.核となるのは,利用者の関心を表現する項を含んだ論理形式と,対話中の発話,特に断片的発話を解釈してその論理形式を得るメカニズムである.本提案は実装されており,実験によりその適切性が確認されている.