0.1波長以下の超小形メアンダラインアンテナの電気特性

滝口 將人  山田 吉英  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J87-B   No.9   pp.1336-1345
発行日: 2004/09/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (ワイヤレスパーソナル通信におけるアンテナ・伝搬の最新技術論文特集)
専門分野: アンテナ設計技術
キーワード: 
メアンダラインアンテナ,  折返し構造,  ステップアップ比,  放射抵抗,  導体抵抗,  

本文: PDF(5.2MB)>>
論文を購入




あらまし: 
最近はユビキタス通信の電子タグなど非常に微小なアンテナの要求が高まっており,メアンダラインアンテナによる超小形アンテナの実例も見受けられる.これまで,基本設計法や折返し構成による放射効率向上法など重要な研究がなされてきたが,検討対象は0.1波長程度以上の大きさのものが中心であった.超小形の要望を考え,本論文では,0.1波長以下のアンテナを対象とした.まず,アンテナの共振構造諸元を0.1~0.025波長アンテナについて求めた.次に,折返し構成における放射抵抗と導体抵抗について検討した.はじめに,両抵抗の折返しによるステップアップ比が異なることを,伝送線路モデルを用いて示した.また,アンテナ電気性能の基本である両抵抗の計算値を求めた.更に,計算結果の妥当性と実現性能の確認を行うため,0.1波長と0.05波長のアンテナを試作し,電気特性の比較検討を行った.