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高速無線LAN用2周波共用広帯域平面アンテナの設計
玉熊 一雄 岩崎 久雄
誌名
電子情報通信学会論文誌 B
Vol.J87-B
No.9
pp.1309-1316 発行日: 2004/09/01 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 1344-4697 論文種別: 特集論文 (ワイヤレスパーソナル通信におけるアンテナ・伝搬の最新技術論文特集) 専門分野: アンテナ設計技術 キーワード: 無線LAN, 平面アンテナ, 2周波, 広帯域,
本文: PDF(1.8MB)>>
あらまし:
近年,ノートパソコン等の携帯情報端末の通信システムとして高速無線LANが主に利用されている.現在,無線LANに使用されている周波数帯は,2.4 GHz帯と5 GHz帯の二つの周波帯である.また,ノートパソコン等に無線LANが標準搭載される動向にあり,携帯情報端末に内蔵するための小型・薄型アンテナが盛んに研究されている.本論文では,携帯情報端末に無線LANを内蔵して利用することを目的とした,2.4 GHz帯と5 GHz帯で動作する2周波共用広帯域平面アンテナを提案している.三次元電磁界シミュレータAnsoft - HFSSを用いて,提案する平面アンテナの動作メカニズムを明らかにするとともに,インピーダンス特性,各周波数帯における指向性のシミュレーションを行った.測定結果とほぼ一致することを確認した.このアンテナを用いて,日本国内のみならず欧米でも無線LANを利用することができるアンテナの設計を行い,本提案アンテナが有効であることを示した.
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