技術試験衛星VIII型搭載フェーズドアレー給電反射鏡アンテナ用独立指向方向制御型ビーム形成装置

鈴木 義規  今泉 豊  荒木 克彦  大平 孝  石塚 文則  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J87-B   No.8   pp.1053-1062
発行日: 2004/08/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 衛星・宇宙通信
キーワード: 
衛星搭載アンテナ,  フェーズドアレー,  MMIC,  ビーム形成装置,  

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あらまし: 
通信衛星の性能向上に有効なフェーズドアレー給電大型反射鏡マルチビームアンテナ実現のキーコンポーネントの一つであるビーム形成装置(Beam Forming Network: BFN)について述べる.フェーズドアレー給電反射鏡アンテナにおいて所望のビームを形成するには,各放射素子を適切な振幅・位相で励振する必要がある.複数ビームを独立かつ自由に形成するには,BFNは非常に多数の信号分配合成機能,振幅・位相制御機能を備える必要がある.本論文では,大規模MMICをはじめとする小型・軽量化技術の適用と,新たな制御方法の提案により,小型・軽量化(250 × 266 × 155 mm,7.4 kg)と振幅・位相の高精度制御を達成した3ビームBFNについて述べる.本BFNは,技術試験衛星VIII型(ETS-VIII)に搭載され,2004年に打ち上げられる予定である.