OCBSネットワークにおいてあて先エッジルータまでのホップ数を考慮したバースト信号棄却方式

石井 大介  藤井 敬人  荒川 豊  笹瀬 巌  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J87-B    No.6    pp.812-828
発行日: 2004/06/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 交換
キーワード: 
OCBSネットワーク,  競合回避,  公平性,  

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あらまし: 
本論文では,OCBSにおいて,あて先エッジルータまでのホップ数に関してパケット棄却率の公平性が満たされないという問題点を改善するために,コアルータにおいてバースト信号の競合が生じた場合,ホップ数に応じてHead-Droppingの適用率を変化させるバースト信号棄却方式を提案する.提案方式では,バースト信号の競合が生じた場合,あて先エッジルータまでのホップ数に応じて,Head-Droppingを適用するか否かをしきい値を用いて決定する.提案方式では,あて先エッジルータまでのホップ数の少ないバースト信号に対するHead-Droppingの適用率を下げ,棄却することにより,ホップ数の多いバースト信号が利用できる帯域が増加するため,ホップ数に関係なくほぼ同等のパケット棄却率を実現できる.また,本論文では,提案方式における二つのしきい値設定方式を提案する.計算機シミュレーションによる特性評価を行い,従来方式と比較して,ホップ数に関してパケット棄却率の公平性を改善できることから,提案方式の有効性を示す.