細い金属導体を近接配置することによる移動通信用基地局アンテナの水平面内指向性制御

木村 泰子  恵比根 佳雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J87-B   No.5   pp.673-684
発行日: 2004/05/01
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DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 
移動通信用基地局アンテナ,  半円筒形反射器,  金属導体,  近接配置,  狭ビーム化,  

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あらまし: 
同一周波数を繰り返し利用して加入者容量を増大させる IMT-2000 方式では,水平面内ビーム幅はサービスエリアであるセクタ分割角より狭い方が基地局アンテナとして有効であることが知られている.セクタ分割角と同じ水平面内ビーム幅で設計した無線ゾーン用アンテナのビーム幅を狭くするためには,アンテナを交換する必要が生じる.アンテナの交換はサービスの中断を招くとともに,経済性にも劣ることになる.この問題を解決するため,本論文では既存のアンテナをそのまま用い,アンテナの近傍に金属導体を置くことで水平面内ビーム幅を狭ビーム化するアンテナ構造を提案する.モーメント法を用いた解析により,基地局アンテナに金属導体を近接配置した場合のビーム幅の金属導体との関係を明らかにし,また,測定により金属導体がインピーダンスに与える影響を明らかにした.