多重ルーチング型マルチホームアーキテクチャの提案

宇多 仁  小柏 伸夫  永見 健一  近藤 邦昭  中川 郁夫  篠田 陽一  江崎 浩  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J87-B   No.10   pp.1564-1573
発行日: 2004/10/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (インターネットアーキテクチャ技術論文特集)
専門分野: 次世代インターネットアーキテクチャ
キーワード: 
インターネット,  マルチホーム,  多重ルーチング,  

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あらまし: 
インターネットの発展に伴い,重要度の高いネットワークへの到達性の向上を目指したマルチホーム接続が広く行われるようになった.しかし,現在用いられているマルチホーム方式は,インターネット経路制御に対するインパクトが大きく,更なるマルチホーム利用者の増加に耐えられない.また,障害時の到達性向上は実現できるが,流入トラヒックの制御が困難であるために,正常時にマルチホームによる複数の接続を有効に使い分けることが困難である.我々は,本論文で,これらの問題点を解決する新たなマルチホームアーキテクチャとして多重ルーチングを用いたマルチホームアーキテクチャを提案する.本方式により,マルチホームの主目的である障害時の到達性の向上を実現しつつ,利用者数に対する対規模性の向上と,流入トラヒックの柔軟な制御を可能とする.