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RBFネットワークを用いた到来波方向の適応推定
持田 英史 飯國 洋二
誌名
電子情報通信学会論文誌 A
Vol.J87-A
No.9
pp.1205-1214 発行日: 2004/09/01 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0913-5707 論文種別: 論文 専門分野: ディジタル信号処理 キーワード: 到来波方向推定, アレーアンテナ, RBFネットワーク, 適応処理,
本文: PDF(1.1MB)>>
あらまし:
DOA(direction-of-arrival)推定問題は,レーダ,ソナー,高解像度スペクトル解析において重要な意味をもっている.アレーアンテナを用いてDOA推定問題を解く手法が数多く提案されているが,一般的に計算量が大きくなる.本論文では,RBF(Radial Basis Function,動径基底関数)ネットワークと呼ばれる学習ネットワークを用いた到来方向の適応推定を提案する.これは,自己相関行列から到来角度への写像を求める問題としてとらえ,DOA推定問題を解こうとするものである.具体的には,到来角度,信号電力について独立に離散化し,それら離散化したデータに対応する自己相関行列を学習データとしてRBFネットワークを学習させる.その際,クラスタリングにより,基底関数を削減する.また,感度解析により,自己相関行列の推定誤差に対しロバストなネットワークを構築する.これにより,DOAを高速に推定することができる.
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