見通しのよい空間における経路選択モデルの検討

梅村 浩之  渡邊 洋  松岡 克典  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J87-A   No.1   pp.31-39
発行日: 2004/01/01
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 特集論文 (空間情報認知特性の基礎と応用論文特集)
専門分野: 空間認知と経路選択
キーワード: 
経路選択,  仮想現実,  行動モデル,  

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あらまし: 
本研究では作業現場や道路の横断時の人間の行動を予測し事故を予防することを目的に,人間が見通しのよい空間における経路の決定に用いている方略について実験及びモデル化を行った.実験では往復運動する障害物を呈示した仮想空間において2点間を歩行移動する被験者の経路軌跡が収集された.続いて,移動に先んじて大局的に経由点を計画するプロセスと移動中に行われる局所的な経路変更のプロセスからなる経路選択行動モデルを提案した.このモデルはおおむね実験結果に近い振舞いを示し,モデルの有効性を示すものであった.また,複数の静止障害物を含む空間での移動に対しての適用を行いモデルの汎用性について検討した.