描画時合成方式と表示時合成方式の併用によるスムーズ操作が可能なマルチウィンドウシステム

佐藤 洋一郎  横平 徳美  籠谷 裕人  岡本 卓爾  茅野 功  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J86-D1   No.9   pp.650-660
発行日: 2003/09/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1915
論文種別: 論文
専門分野: 計算機システム
キーワード: 
マルチウィンドウシステム,  ユーザインタフェース,  高密度ディスプレイ,  スムーズなウィンドウ操作,  

本文: PDF(623.5KB)>>
論文を購入




あらまし: 
本論文では,描画時合成方式と表示時合成方式とを併用することにより,移動,リサイズ,スクロール等のウィンドウ操作をスムーズに実行することのできるマルチウィンドウシステムを提案している.このシステムには,ウィンドウ操作の対象となるウィンドウ(操作対象ウィンドウ)の画像を格納するためのメモリと,他のすべてのウィンドウの画像を描画時合成方式により合成した画像を格納するためのメモリとが設けられている.実画面に表示される画像は,両者のメモリから並列に読み出した画像を表示時合成方式によりマルチウィンドウ合成して得られる.640画素 × 480画素の表示装置を対象とした試作試験により,操作対象ウィンドウの更新に際して,表示画面上にちらつきが現れないことを確かめた.また,この試作試験の結果から,1280画素 × 1024画素の表示装置に対しても,スムーズなウィンドウ操作の実行が可能であろうことを示唆した.