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コンパクトなANSI CインタプリタXCIの設計と実装
権藤 克彦 川島 勇人
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J86-D1
No.3
pp.159-168 発行日: 2003/03/01 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0915-1915 論文種別: 論文 専門分野: ソフトウェア工学 キーワード: ANSI Cプログラミング言語, インタプリタ, typedef名, 抽象構文木,
本文: PDF(372.6KB)>>
あらまし:
本論文ではANSI CインタプリタであるXCIの設計と実装について述べる.XCIは性能よりもコンパクトな実装を重視することで,インタプリタ自身の理解性や拡張性の向上を目指している.XCIの主な特徴は次のとおり.(1) typedef名を正しく処理でき,かつGCCよりもコンパクトな手法を用いている,(2)バイトコードではなく抽象構文木を中間表現とする,(3)前処理系とライブラリは既存のものを移植性の高い方法で利用する.結果として,XCIをコンパクトに実装できた(Cで約12,000行).しかしながら,予備実験では既存のバイトコード型Cインタプリタ(EiCやCINT)よりも実行速度は10~18倍程遅いという結果を得た.
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