分散シフト光ファイバ中の四光波混合の偏光依存性と最大混合効率を用いた非線形屈折率測定への応用

川浪 公也  石沢 洋二  今井 正明  川端 啓介  波平 宜敬  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J86-C   No.2   pp.130-138
公開日: 2003/02/01
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Print ISSN: 1345-2827
論文種別: 論文
専門分野: 光エレクトロニクス
キーワード: 
四光波混合,  分散シフト光ファイバ,  ゼロ分散波長,  非線形屈折率,  CW-SPM,  

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あらまし: 
1.55 μm帯分散シフト光ファイバ(DSF)では,位相整合条件を満たすと,他の非線形現象と比べて低い光パワーレベルで信号光間の四光波混合(FWM)が発生する.本論文では,FWM発生効率の偏光依存性について検討し,最大混合効率からDSFの非線形屈折率とゼロ分散波長の同時測定を行った.実際に20km長と4km長のDSFを用いて,波長可変DFB-LDからの直線偏光に対するFWM光の偏光依存性について検討した.その結果,20km長DSFでは,直線偏光における非線形屈折率n2= 2.50× 10-20m2/W,ゼロ分散波長λ0= 1553.0nmを,4km長DSFでは非線形屈折率n2= 2.42×10-20m2/W,ゼロ分散波長λ0= 1557.9nmを得た.一方,4km長DSFについてはCW-SPM法により,非線形屈折率がn2= 2.40×10-20m2/Wになることを確かめた.両者の方法で得られた測定結果はよく一致することがわかった.