MMSE-SMIアダプティブアレーアンテナにおける周波数オフセット補償法

市川 佳弘  尾保手 茂樹  鹿子嶋 憲一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J86-B   No.9   pp.1914-1924
発行日: 2003/09/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (電磁界解析手法とアンテナ・伝搬における設計技術論文特集)
専門分野: アンテナ設計技術
キーワード: 
アダプティブアレーアンテナ,  周波数オフセット,  SMI,  

本文: PDF(1.6MB)>>
論文を購入




あらまし: 
MMSE-SMIアダプティブアレーアンテナにおいて周波数オフセットが存在する場合に,相関ベクトルが変動し,その結果SINRが変動し平均BERが劣化することを示す.この問題を解決するためAFC(Auto Frequency Control)を用いて,周波数オフセット量を推定し,アレー入力段で周波数オフセットを補償する方法を提案する.提案法は,相関ベクトルを安定化させて(SCV:Stabilizing Correlation Vector),ウェイトを平均化し(AW:Averaging of Weights),AFCによって周波数オフセット量を推定し,アレー入力信号に推定した周波数オフセット量の複素共役を乗算して周波数オフセットを補償する方法(SCV-AW法)である.従来法として,ウェイトを固定し周波数オフセットを推定及び補償する方法を取り上げ計算機シミュレーションを通してSCV-AW法の有効性を明らかにした.