Wireless 1394において符号化レート制御とコピーデータ送信を併用した動画像通信方式

宇都宮 依子  小森谷 陽多  萬代 雅希  宇田川 智之  笹瀬 巌  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J86-B   No.3   pp.560-575
発行日: 2003/03/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: マルチメディアシステム
キーワード: 
Wireless 1394,  動画像通信,  バースト誤り,  高ビットレート,  家庭内ネットワーク,  

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あらまし: 
本論文では,無線家庭内ネットワークのインタフェースであるWireless 1394のIsochronous転送において,伝送誤りによる動画像品質の劣化を低減させるために,チャネル状態が悪化した場合に動画像符号化レートを下げて画像データ量を削減し,空いた帯域を用いてコピーデータをもとのデータの送信後に一定の時間間隔を空けてから送信する動画像通信方式を提案する.提案方式では,コピーデータをもとのデータの送信後に時間を空けて送信することでバースト誤りに対応し,動画像品質を向上させる.計算機シミュレーションによってPSNR (Peak Signal to Noise Ratio)特性を評価し,提案方式の有効性を示す.また,コピーデータを送信する方式とReed-Solomon符号の冗長ビット数を増やして誤り訂正能力を高めた方式のPSNR特性を比較し,家庭内のようにノードの移動速度が遅く,伝送誤りのバースト長が長い環境においては,二つの同一データを時間間隔を空けて送信する方式のほうが有効であることを示す.更に視覚評価を示すことにより,コピーデータを送信することによって,実際に人間の目で見た場合の動画像品質が向上することを示す.