既知の波源を用いたスーパレゾリューションアレー校正法について

新井 隆宏  原 六蔵  山田 寛喜  山口 芳雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J86-B   No.3   pp.527-535
発行日: 2003/03/01
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DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 
アンテナアレー,  到来方向推定,  Superesolution法,  素子間相互結合,  アレー校正,  

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あらまし: 
近年,様々な分野において,アンテナアレーを用いた高分解能な電波到来方向推定手法であるMUSIC法などのSuperresolution法の応用が注目されている.しかしながら実際には,各アンテナ素子の特性のばらつきによる利得及び位相誤差,更に素子間相互結合などの誤差が存在し,結果として,到来方向推定精度の劣化をもたらすことが問題となる.そこで,本論文では,既知の波源を用いたアンテナアレー校正法を提案する.本手法は,雑音部分空間と誤差を含んだ信号部分空間の直交性に着目し,素子間相互結合及び素子のばらつきに関する校正パラメータを導出する手法であり,原理的には任意のアレー形状に適用可能である.ここでは,NEC2を用いたシミュレーション及び電波暗室内での実験を行い,本手法の有効性を明らかにしている.