詳細構造をもつVRオブジェクトに対する観察者の形状認識特性を考慮した高現実感描画法

若月 大輔  石井 郁夫  高橋 章  今井 博英  牧野 秀夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J86-A   No.7   pp.781-791
発行日: 2003/07/01
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: コンピュータグラフィックス(CG)基礎
キーワード: 
バーチャルリアリティ,  VRオブジェクト描画,  形状認識,  詳細度制御,  Octree,  

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あらまし: 
本論文では,観察者の形状認識特性として,輪郭形状などの幾何学的手掛りと,表面の輝度変化などの光学的手掛りを考慮したVRオブジェクトの高現実感描画法について述べる.オブジェクトが存在する空間を立方体格子で再帰的に分割し,オブジェクトの表面や法線ベクトルデータをoctreeで階層化する.視点や光源に関する情報と階層化された形状データを用いた詳細度制御によって効率的なオブジェクト描画を行う.オブジェクトに固有の形状の複雑さや色などの特徴量を用いて詳細度制御を行う従来法と比較して,描画時の輪郭形状や輝度変化による形状認識特性を考慮した本方式では効率的な詳細度制御が可能であり,少ないデータ量で良好な描画結果が得られることを示す.