スロット八木・宇田アレーを用いた平面マルチセクタアンテナ

川村 輝雄  山本 学  日景 隆  伊藤 精彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J85-B   No.9   pp.1633-1643
発行日: 2002/09/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 
平面マルチセクタアンテナ,  プリントスロット,  八木・宇田アレー,  スペクトル領域モーメント法,  FDTD法,  

本文: PDF(1.1MB)>>
論文を購入




あらまし: 
無線LANシステムでは,マルチパスによる伝送品質の劣化が問題となる.このような劣化を回避する一手法として,マルチセクタアンテナの利用があげられる.設置の容易さなどを考慮すると,突起物のないアンテナを平面配置した平面マルチセクタアンテナを用いることが望ましい.そこで,本論文では,プリントスロット八木・宇田アレーアンテナで構成した平面マルチセクタアンテナを提案する.数値計算(スペクトル領域モーメント法及びFDTD法)を用いて,提案したアンテナの特性評価を行う.これにより,平面構造であるにもかかわらず,セクタ間の相互干渉が極めて小さなマルチセクタアンテナが実現可能であることを示す.また,19 GHz帯において,提案したアンテナの試作測定を行い,数値計算による検討結果の妥当性を確認している.