IPv6/IPv4共存LANの構築法と評価

屏 雄一郎  窪田 歩  堀田 孝男  山崎 克之  浅見 徹  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J85-B   No.8   pp.1347-1357
発行日: 2002/08/01
Online ISSN: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (インターネットアーキテクチャ技術論文特集)
専門分野: IPバージョン6技術
キーワード: 
IPv6,  タグ付きVLAN,  IPv6とIPv4の共存,  ネットワーク構築,  

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あらまし: 
現在多くのOS,ルータやアプリケーションのIPv6への対応が進められており,そのほとんどで既にIPv6が利用可能となっている.また1999年7月より商用サービスでも利用可能なIPv6正式アドレスの割当てが開始されるなど,近年IPv6を実利用できる環境が整いつつある.したがって,これまでオフィスのLAN等エッジネットワークへのIPv6の導入に関しては,一部の研究者,開発者が実験的にIPv6ネットワークを構築する事例がほとんどであったが,今後はより多くのユーザが手軽にIPv6を利用できるように,実用LANへのIPv6導入手法を検討する必要がある.本論文では,タグ付きVLAN機能を用いて既存LANにIPv6を導入する手法について検討,評価を行った.タグ付きVLAN機能を用いることにより通信性能が低下する場合もあるが,本手法は既存IPv4トラヒックに影響を与えずにIPv6を導入することができる.本手法をKDDI研究所LANに実際に適用してみた結果,特段の問題もなくIPv6/IPv4共存LANの構築が可能であることがわかった.