マルチステージ型分散トラヒックモニタリングシステムの提案と評価

金丸 朗  太田 耕平  和泉 勇治  加藤 寧  根元 義章  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J85-B   No.8   pp.1285-1294
発行日: 2002/08/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (インターネットアーキテクチャ技術論文特集)
専門分野: 次世代ネットワーク
キーワード: 
インターネット,  ネットワーク管理,  トラヒックモニタリング,  しきい値メカニズム,  パケット解析,  

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あらまし: 
ネットワーク管理のためトラヒックモニタリングに基づく管理情報の収集手法が広く用いられている.しかし,スイッチやルータによってセグメントに分割されたネットワークにおいては,セグメントごとに異なるトラヒックが観測されるため,しきい値メカニズムを用いた障害の検出能力に差が生じるとともに,パケット解析によって十分な管理情報が収集できなくなるおそれがある.本論文では,ネットワークのセグメント化がトラヒックモニタリングの検出能力及び収集能力に与える問題点を指摘した後,この問題を解決する手法として,マネージャ/エージェント型のトラヒックモニタリング環境において動的に複数のエージェントを連係させるマルチステージ型分散トラヒックモニタリングを提案する.また本手法を実ネットワークの障害管理,セキュリティ管理に適用し,その結果を通して提案手法の有効性を示す.