Split-Phase:細粒度QoS指定指向型MPLS LSP設定手法の設計と実装

宇夫 陽次朗  宇多 仁  小柏 伸夫  篠田 陽一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J85-B   No.8   pp.1191-1198
発行日: 2002/08/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (インターネットアーキテクチャ技術論文特集)
専門分野: 大規模ネットワーク
キーワード: 
細粒度QoS,  Sub-IP,  MPLS,  

本文: PDF(677.4KB)>>
論文を購入




あらまし: 
一般の利用者が接続されるネットワークにおいては,利用者ごとに非常に粒度の細かな要求が発生しやすく,通信フローの生成の時間間隔とほぼ等価,若しくはそれより細かな粒度での制御が必要となる可能性が高い.しかし既存のIP層によるパケット制御機構では個別のフローに基づいた細粒度制御の導入は困難である.本論文では,筆者らが設計及び実装を行ったSplit-Phaseについて論じる.Split-Phase機構は,IP層の直下に位置するマルチプロトコル・ラベルスイッチング(MPLS)技術における細粒度QoS制御を実現するためのLSP設定機構である.LSPを構成する要素のトポロジー依存部分と非依存部分に分解し非依存部分のパラメータの遅延評価を導入することで,フロー特性の変動頻度が大きな要求に対応可能な動的LSP制御を実現する.そのうえで,利用者からの要求を動的に反映させるネットワーク制御システムに対するSplit-Phase機構の反映について論じる.