APAN東京XPの構築と送信元アドレスをもとにした経路制御手法の評価

北辻 佳憲  小林 克志  北村 泰一  加藤 朗  小西 和憲  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J85-B   No.8   pp.1164-1171
発行日: 2002/08/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (インターネットアーキテクチャ技術論文特集)
専門分野: 大規模ネットワーク
キーワード: 
APAN,  XP,  経路制御,  Policy Based Routing,  マルチキャスト,  

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あらまし: 
1997年12月に運用を開始したAPAN(Asia-Pacific Advanced Network)は,接続地点,帯域,接続性,サービスを拡充し,アジア・太平洋と米国を相互に接続する国際実験ネットワークとして世界的に認識されつつある.これまでの国際実験ネットワークは一対向の国と国をポイントツーポイントの回線で接続する接続形態が多かったが,APANはポイントツーポイントの回線を相互接続点(XP:eXchange Point)に終端して複数の国をマルチポイントに接続する国際実験環境を提供する.本論文では,APAN東京XPの概要・ネットワーク構成・運用管理について述べる.特に,APANのXPで採用している,非認定組織による国際回線の利用を制限する送信元アドレスをもとにした経路制御手法について紹介する.更に,その性能評価を行って,XPが交換する現状のトラヒックを十分賄えるほどの転送速度が得られていることを明らかにする.