生体等価ファントムの現状と今後の展望

伊藤 公一  河井 寛記  齊藤 一幸  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J85-B   No.5   pp.582-596
発行日: 2002/05/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 招待論文 (人体ファントムとその応用論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
生体等価ファントム,  移動体通信,  アンテナ特性,  SAR,  医療応用,  

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あらまし: 
人体近傍で使用される携帯通信機器の急速な普及に伴い,機器から発生する電磁波と人体との相互作用を定量的かつ客観的に評価することが必要不可欠となってきている.このような相互作用を評価するため,一般的に生体組織と電気的に等価なファントムが用いられている.現在,様々なファントムが研究機関ごとに提案されている.本論文では,これらのファントムの現状と今後の展望について述べる.まず,数値ファントム及び実験ファントム(液体及び固体)の例をあげ,その特徴を紹介する.次に,アンテナ特性評価,SAR評価,医療分野への適用例について,筆者らの所見と今後の課題を示す.